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注文住宅でローンを借りるために!流れや注意点をご紹介!

注文住宅を建てることを検討している方にとって、資金計画を立てる際に、住宅ローンの借り方に不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
注文住宅は、自分たちの理想の住まいを実現できる一方で、自由度が高い分、資金計画が複雑になりがちです。

この記事では、注文住宅のローンを賢く借りるための完全ガイドとして、土地の購入から住宅ローン契約までの流れ、注意点などを解説していきます。

□注文住宅ローンの流れを理解しよう

注文住宅のローンを組む際は、土地の購入から住宅ローン契約まで、いくつかのステップを踏む必要があります。
ここでは、土地先行融資のケースを例に、具体的な流れを解説していきます。

1: 住まいのイメージを固めて予算を絞り込む

まず、理想の注文住宅のイメージを具体的に固め、予算を決定します。
土地の候補を見積もり、ハウスメーカーに建築プランの見積もりを依頼し、土地代、建築費、諸費用などを加味して、自己資金と借入希望額を検討します。

2: 住宅ローンの事前審査

ハウスメーカーから見積もりが出たら、土地購入費と建物代金、工事費を合わせた総額を借入希望額として、金融機関に事前審査(仮審査)を申し込んでみましょう。
事前審査では、年収や債務状況、希望借入額などを基に、返済能力を判断されます。
おおむね1週間程度で結果が出ます。

3: 土地の購入を申し込んで本審査を申請する

事前審査に通過したら、希望する土地の購入を申し込みます。
地盤調査などを行い、安全な住宅が建てられるか確認します。
本審査(正式審査)が通れば、希望借入額で住宅ローンを組むことができ、ハウスメーカーと設計・施工について検討を進められます。

4: 土地購入の契約手続きを行う

本審査に通れば、土地の売買契約に関する手続きを不動産会社と進めていきます。
この際、売買価格の一部を手付金として支払う必要があり、仲介手数料や登記費用などの諸費用も発生します。
自己資金でまかなえない場合は、つなぎ融資を利用できます。

5: 住宅ローンの契約手続きを行う

土地の売買契約後、住宅ローンの契約手続きを進めます。
金融機関と住宅ローンの内容を詰めて、契約を締結します。

□注文住宅ローンを組む際の注意点

注文住宅のローンを組む際には、いくつか注意すべき点があります。

1: 金融機関によって条件が異なる

注文住宅のローンは、土地あり・なしのケース別に組む場合で、対応できる範囲が異なります。
金融機関によっては、つなぎ融資や土地先行融資に対応していない場合もあります。
また、審査基準や融資タイミングの柔軟性も金融機関によって異なるため、事前にしっかり調べることをおすすめします。

2: 金利は常に変動する

住宅ローンの金利は、常に変動し続けているため、完璧な予測はできません。
金利が上昇した場合、返済額が増加してしまう可能性もあるため、金利動向を注視することが大切です。

3: 専門家に相談する

注文住宅のローンは、複雑な手続きや注意点が多く、専門知識が必要となる場合があります。
ローンの専門家に相談することで、自分に合ったプランを選ぶことができ、不安を軽減できます。

□まとめ

注文住宅のローンを組む際には、土地の購入から住宅ローン契約まで、いくつかのステップを踏む必要があります。
土地先行融資のケースでは、住まいのイメージを固めて予算を絞り込み、事前審査、土地購入申し込み、本審査、土地購入契約、住宅ローン契約という流れになります。
また、金融機関によって条件が異なること、金利が常に変動すること、専門家に相談することなど、注意すべき点もいくつかあります。
これらの点を理解した上で、計画的に資金計画を進め、安心して注文住宅を購入しましょう。