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注文住宅予算オーバーを防ぐ!コスト増加の原因とコストダウン方法を解説!

注文住宅を検討している方の中には、予算オーバーが不安という方もいるのではないでしょうか。
この記事では、注文住宅の予算オーバーを防ぐために知っておくべきコスト増加の要因と、賢く予算を抑えるための方法について解説します。

□注文住宅予算オーバーの原因をチェック!

注文住宅で予算オーバーしてしまう原因は様々ですが、大きく3つに分けられます。

1: どんぶり勘定になっている

注文住宅は高額な買い物だからこそ、金銭感覚がマヒしてしまい、ついつい「10万円くらいの差なら気にしない」「100万円で最新設備を導入できるなら払おう」と、冷静さを失ってしまうことがあります。
予算をしっかりと把握し、項目別に金額を具体的に書き出すことで、無駄な出費を防ぎましょう。

2: 優先順位をつけられていない

「せっかく注文住宅を建てるなら、理想の設備をすべて取り入れたい。」そう思う気持ちはよく分かります。
しかし、すべての希望を叶えようとすると、予算オーバーは避けられません。
家族で話し合い、本当に必要なもの、譲れないもの、妥協できるものを明確にしましょう。

3: 家づくりに関する知識が足りない

「家づくりはプロに任せるもの」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、家づくりの知識不足は、予算オーバーにつながるリスクを高めます。
相場や素材、構造、設備など、家づくりに関する基礎知識を身につけることで、無駄な費用を抑え、賢く予算を管理できます。

□予算オーバーを防ぐためのコストダウン方法

予算オーバーを防ぐためには、計画段階からコストダウンを意識することが重要です。
ここでは、具体的なコストダウン方法を8つ紹介します。

1: 延べ床面積を減らす

延べ床面積とは、建物全体の面積のことです。
延べ床面積が大きくなると、建築費用も比例して高くなります。
本当に必要な部屋やスペースを検討し、無駄な広さは削ることで、大幅なコストダウンが期待できます。

2: 総2階のシンプルな家にする

同じ面積の家でも、平屋よりも総2階の方が建築費用を抑えられます。
総2階は屋根や基礎部分の面積が少なく、建築コストが低くなる傾向があります。
また、シンプルな外観にすることで、設計費用や外壁材などのコストも削減できます。

3: 間取りをシンプルにし、仕切りを減らす

部屋数を減らし、仕切りを少なくすることで、ドアや壁材、クロスなどのコストを削減できます。
例えば、書斎を設ける代わりにリビングの一角にワークスペースを設けたり、クローゼットの数を減らして土間に収納スペースを設けるのも有効です。

4: 水回りをワンフロアにまとめる

水回りを1階と2階に分散させると、排水管の工事費が高くなります。
特にトイレは、1階と2階にそれぞれ設置する必要はありません。
各フロアのトイレを1つにまとめることで、数十万円のコストダウンにつながります。

5: 窓のサイズや数を見直す

窓は採光や通風のために必要ですが、サイズや数が大きくなると、コストも高くなります。
窓の大きさや数を適切に見直すことで、予算を抑えられます。

6: 後付けできるオプションは入れない

最初からすべての設備やオプションを完備しようとすると、予算が膨らみやすくなります。
後からでも取り付け可能なオプションは、必要になってから検討しましょう。

7: 和室をつくらない

和室は、畳や襖などの材料費が高く、建築費用がかかります。
洋室で十分な場合は、和室は諦めましょう。

8: エアコンや照明を自分で手配する

エアコンや照明は、ハウスメーカーや工務店に依頼せずに、自分で手配することでコストダウンできます。
ただし、専門知識が必要となるため、事前にしっかりと情報収集を行いましょう。

□まとめ

注文住宅の予算オーバーを防ぐためには、事前にコスト増加の要因を理解し、適切なコストダウン対策を立てることが重要です。
今回の記事では、予算オーバーの原因と、具体的なコストダウン方法を紹介しました。
これらの情報を参考に、無駄な費用を抑え、理想の注文住宅を実現しましょう。