タンクレストイレとは?メリットとデメリットを紹介します!
タンクレストイレをご存じでしょうか。
最近は家電量販店でも見る機会が多く、人気が高まっている種類のトイレです。
購入を検討中の方は、メリットとデメリットについて押さえておくと良いでしょう。
今回は、タンクレストイレのメリットとデメリットを紹介します。
□タンクレストイレとは
タンクレストイレとは、言葉の通り「タンクがないトイレ」のことです。
通常のトイレのタンクは水を貯めておく役割がありますが、タンクレストイレには搭載されておらず、水道の水を直接流すシステムとなっています。
便器と便座が一体化しており、ウォシュレットが装備されています。
□タンクレストイレのメリットとデメリットについて
*メリット
1つ目は、空間を広くさせられることです。
見た目に無駄がなくすっきりしているため、通常のトイレと比較しても空間を広く感じられるでしょう。
家の間取りはリビングのような家のメイン部分に重きを置きたいため、トイレは最小限の広さにしたいと考える人にとってはうってつけです。
2つ目は、掃除が簡単になることです。
単純に掃除する面積が小さくなるのはもちろんのこと、ホコリが溜まりやすいタンクがないことで、掃除の手間が大きく改善されます。
3つ目は、見た目が良くなることです。
前述した通り、無駄なくすっきりとした外見のため、非常に洗練された印象を与えます。
広々と清潔感のある空間にそっと置かれる形になるので、ちょっとしたインテリアのように感じられるでしょう。
工夫次第ではまるで新しくできたお店のトイレのような、おしゃれな雰囲気も演出できるでしょう。
*デメリット
1つ目は、手洗い器が必要になることです。
タンクのあるトイレは水を流した後、手洗いがそのままできるシステムですが、タンクレストイレには手洗いが搭載されていません。
そのため、わざわざ手洗い場に行くか、トイレに簡易的な手洗い器を付けて洗う必要があります。
2つ目は、停電時に使いづらいことです。
電気で水を流すシステムを採用しているため、断水していなければ使えはするものの、停電時は手動で水を流さなければなりません。
また、必要な水圧を満たしていない場合には、そもそも設置できない可能性があることにも留意しておきましょう。
□まとめ
今回は、タンクレストイレのメリットとデメリットを紹介しました。
メリットには、トイレを広い空間にできること、掃除が簡単になること、見た目が良くなることなどがあります。
一方で、手洗い器が別で必要になる点や停電時に不便である点には注意しておきましょう。