近居を検討中の方必見!メリットとデメリットについて紹介します!
夫婦どちらかの実家に近いエリアに住むことを近居と言います。
あまり一般的ではない住み方と言えますが、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
今回は、近居を検討中の方へ、メリットとデメリットについて紹介します。
□近居のメリットとは?
1つ目は、もしもの時にお互いに助け合えることです。
近くに住んでいれば、夫婦と義父母それぞれ病気やケガなどの緊急事態に陥ったとしても助け合えるでしょう。
親が年を重ねると病気の心配も増えてきますが、近くに住んでいれば比較的安心と言えます。
2つ目は、子どもができてからも仕事を見つけやすいことです。
未就学児を育てている場合、働きながら育児しようとしても、預ける場所がなく自由に動けないことも考えられます。
また、就職先での面接でも子どもの急病時の対応についてはよく聞かれます。
信頼できる預け先がなければ大変ですが、実家が近くにあればこのような事態でも十分に対応可能でしょう。
3つ目は、周囲に溶け込みやすいことです。
土地勘がない場所に住む場合は周辺施設について覚えたり、人間関係を構築したりといったことを0から始めなければなりません。
しかし、実家の近くのエリアに住む場合は土地勘があり、また周辺住民と面識がある場合は孤独を感じることなく生活し始められるでしょう。
□近居のデメリットとは?
1つ目は、親の介護をしなければならなくなる可能性があることです。
親に介護が必要になると、近くに住んでいるからという理由で兄弟から介護の負担を押し付けられることが考えられます。
それに付随して兄弟間の問題にも繋がりかねません。
トラブルを避けるためにも、日頃から親の介護についてはしっかりと話し合いをしておくことが重要です。
2つ目は、夫婦間に悪影響が出る可能性があることです。
妻の実家の近くに住む場合は夫が、夫の実家の近くに住む場合は妻がストレスを感じる可能性があります。
ストレスを感じることで、夫婦関係にも影響するケースも考えられるため、住む場所についてはお互いの意見を共有できる時間を設けると良いでしょう。
□まとめ
今回は、近居のメリットとデメリットを紹介しました。
近くに住むことで、お互い助け合えたり、仕事が見つけやすかったり、周囲に溶け込めたりといったメリットがあるものの、親の介護が必要になった際に兄弟間の問題に繋がったり、夫婦間のストレスの原因になったりするということも知っておきましょう。