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注文住宅契約の流れについて!契約時の注意点も解説!

注文住宅の建築を検討している方の中には、契約の流れや注意点について不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
注文住宅は、自分たちの理想を形にできる反面、複雑な手続きや契約内容に戸惑うことも少なくありません。
この記事では、注文住宅の契約から引き渡しまでの流れを具体的に解説し、契約時に注意すべきポイントを説明することで、安心して契約を迎えられるようにします。

□注文住宅契約の流れ

注文住宅の契約から引き渡しまでの流れは、大きく5つのステップに分けられます。

1: 仮契約

注文住宅を建てる会社が決まったら、まず仮契約を結びます。
これは、本格的な設計に入る前に、お互いの意思確認を行うための契約です。
仮契約時には、申込金を支払う必要があり、金額は会社によって異なりますが、通常は10万円程度です。

仮契約後、本契約を結ばない場合は、申込金の返金条件を確認しておきましょう。
返金されない場合や、返金される場合でも、キャンセルできる期間や条件が設定されていることがあります。

2: 設計・プランニング

仮契約後、設計士と詳細な打ち合わせを行い、間取りや設備、仕様などを決定していきます。
この段階では、何度もプラン変更が行われることも珍しくありません。
そのため、設計士とのコミュニケーションを密にすることが重要です。

3: 本見積もり

設計・プランニングが完了したら、最終的な見積もりを依頼します。
見積もりには、本体工事費だけでなく、付帯工事費や諸費用なども含まれているので、しっかりと確認しましょう。
特に、追加工事や変更が発生した場合の費用についても、事前に確認しておくことが大切です。

4: 本契約

本見積もりに納得したら、いよいよ本契約を締結します。
本契約には、工事内容や工期、支払い方法などが記載されているので、しっかりと内容を確認し、不明な点は担当者に質問しましょう。
また、契約書に署名捺印する前に、内容をよく理解し、納得した上でサインをするようにしてください。

5: 着工・引き渡し

本契約後、建築確認申請を行い、許可が下りれば着工となります。
着工後、定期的に現場に足を運び、工事が計画通りに進んでいるかを確認しましょう。
そして、工事が完了したら、引き渡しが行われます。
引き渡し時には、建物や設備の最終確認を行い、問題がなければ、いよいよ新居へ入居できます。

□契約時に注意すべきポイント

注文住宅の契約では、いくつかの注意点があります。

1: 申込金の返金条件

仮契約時に支払った申込金は、本契約を結ばない場合に返金されることがあります。
しかし、返金されない場合や、返金される場合でも、キャンセルできる期間や条件が設定されていることがあります。
そのため、仮契約時には、申込金の返金条件を必ず確認しておきましょう。

2: 着工日・引き渡し日

本契約時には、着工日と引き渡し日を必ず決めて記載してもらうようにしましょう。
工事が遅延した場合、生活に支障をきたす可能性があります。
そのため、着工日と引き渡し日は、事前にしっかりと計画を立て、余裕を持ったスケジュールで設定することが重要です。

3: 追加費用

設計・プランニングの段階では、当初の見積もりと異なる追加費用が発生することがあります。
追加費用が発生する可能性は、契約前にしっかりと確認しておきましょう。
追加費用が発生した場合、その内容や金額について、納得した上で支払うようにしてください。

4: 保証期間

注文住宅には、構造や設備に対して、一定期間の保証が付けられています。
保証期間は、会社によって異なりますが、通常は10年程度です。
保証期間中に、建物や設備に不具合が発生した場合は、保証期間内に修理などの対応をしてもらえます。
そのため、保証期間の内容や条件をしっかりと確認しておきましょう。

□まとめ

注文住宅の契約は、人生において大きな決断です。
この記事で紹介した内容を参考に、契約前にしっかりと準備を行い、不安なく契約を進めていきましょう。
契約時には、不明な点は担当者に質問し、納得した上で契約書に署名捺印をするようにしてください。
また、契約後も、定期的に現場に足を運び、工事が計画通りに進んでいるかを確認し、問題があればすぐに対応するようにしましょう。

注文住宅は、自分たちの理想を形にできる素晴らしいものです。
この記事が、注文住宅の契約をスムーズに進めるための参考になれば幸いです。