防犯カメラ夜映らない?原因と対策を解説!選び方も紹介
防犯カメラを導入したものの、夜間撮影がうまくいかずお困りの方も多いのではないでしょうか。
せっかく防犯対策として設置したのに、夜になると映像が映らない、あるいは鮮明に映らないのは、とても不安ですよね。
この記事では、防犯カメラの夜間撮影における原因と対策を具体的に解説します。
□防犯カメラ夜映らない原因とは?
防犯カメラが夜間映らない原因は、実に様々です。
設置場所や角度、カメラの性能、周辺環境の影響など、様々な要因が考えられます。
この記事では、具体的な事例を交えながら、よくある原因と対策を解説していきます。
1:設置場所と角度
防犯カメラは、設置場所と角度によって撮影範囲や画質が大きく変わります。
夜間は特に、光の量が少なくなるため、適切な設置場所と角度が重要です。
・設置場所が高すぎる場合
高すぎる場所に設置すると、赤外線ライトが届かず、映像が暗くなってしまうことがあります。
また、設置場所が高すぎることで、死角ができてしまい、防犯効果が期待できない場合もあります。
・角度が適切でない場合
角度が適切でない場合、撮影したい範囲を捉えられない可能性があります。
例えば、カメラが上向きになっていると、地面の様子が映りませんし、カメラが下向きになっていると、空の様子しか映りません。
2: カメラの性能
防犯カメラには、様々な機能や性能があります。
夜間撮影機能が搭載されていないカメラや、性能が低いカメラでは、夜間に鮮明な映像を記録できません。
・赤外線機能
赤外線機能は、夜間でも撮影できるように、赤外線光を照射する機能です。
赤外線機能を搭載したカメラは、暗闇の中でも白黒映像を記録できます。
・暗視補正機能
暗視補正機能は、暗い場所でも明るく鮮明な映像を記録できる機能です。
暗視補正機能を搭載したカメラは、少ない光量でもカラー映像を記録できます。
3: 周辺環境
周辺環境も、夜間撮影に影響を与える可能性があります。
・照明
街灯や防犯灯などの照明が不足している場所では、映像が暗くなってしまいます。
・反射
ガラスや水面などの反射があると、映像に映り込みが発生し、見づらくなってしまうことがあります。
□防犯カメラ夜に映すための機能とは?
防犯カメラの夜間撮影を強化するためには、適切な機能を搭載したカメラを選ぶことが重要です。
夜間でも鮮明な映像を記録できる機能として、赤外線機能と暗視補正機能があります。
*赤外線機能
赤外線機能は、赤外線光を照射することで、暗闇でも撮影を可能にする機能です。
赤外線カメラは、赤外線光を使って対象物を照らし、カメラの中のイメージセンサーが反射をとらえて映像を生成します。
1:メリット
・真っ暗闇でも撮影が可能
・多くの場合、低価格で購入できる
2:デメリット
・白黒映像しか撮影できない
・赤外線ライトの照射範囲が限られているため、広範囲を撮影できない
赤外線機能付きのカメラを選ぶ際は、赤外線ライトの照射範囲や性能、画質などを確認することが重要です。
また、赤外線ライトの照射範囲が広いカメラを選ぶと、より広範囲を撮影することができます。
*暗視補正機能
暗視補正機能は、少ない光量でも明るく鮮明な映像を記録できる機能です。
暗視補正機能を搭載したカメラは、光源が少なく暗い場所でも、自動で感度を増幅することで、カラー映像を記録できます。
1:メリット
・カラー映像を撮影できる
・街灯などの光があれば、比較的鮮明な映像を記録できる
2:デメリット
・赤外線機能に比べて、高価なことが多い
・光源が全くない場所では、映像が暗くなってしまう場合がある
暗視補正機能付きのカメラを選ぶ際は、暗視性能や画質、感度などを確認することが重要です。
感度が高いカメラほど、暗い場所でも鮮明な映像を記録できます。
□まとめ
防犯カメラの夜間撮影がうまくいかない原因は、設置場所や角度、カメラの性能、周辺環境など、様々な要因が考えられます。
夜間でも鮮明な映像を記録するためには、適切な機能を搭載したカメラを選び、設置場所や角度を調整することが重要です。
赤外線機能は、暗闇の中でも撮影が可能ですが、白黒映像しか撮影できません。
暗視補正機能は、カラー映像を撮影できますが、光源が全くない場所では、映像が暗くなってしまう場合もあります。
防犯カメラを選ぶ際は、用途に合わせて、適切な機能や性能のカメラを選びましょう。