注文住宅をお考えの方に向けてスキップフロアについて解説します!
皆さんは、スキップフロアとは何かご存じですか。
そもそも聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、スキップフロアとは何か、そしてそのメリットとデメリットについて解説します。
注文住宅をお考えの方にはお役立ち情報ですので、ぜひ最後までご覧ください。
□スキップフロアとは
スキップフロアとは、1つの階層の中に複数の高さのフロアがある間取りのことです。
具体的に言うと、同じ階層の中で、部屋や区画によって床の高さを変えることで、天井の高さを変えます。
そうすることで、家全体が1つの吹き抜けのようになり、2階建てなのに4層の床面があるような間取りを実現することができます。
なんだかおしゃれな内装を実現できそうですよね。
□スキップフロアのメリットとデメリットとは
このように魅力的に見えるスキップフロアですが、ここではメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
まずは、メリットについて3点ご紹介します。
1点目は、収納力に優れていることです。
スキップフロアを作るための段差部分や階段に引き出しを設けます。
また、階段下のデッドスペースに収納スペースを設けることで空間を有効利用できます。
このように設置場所に困りがちな収納も工夫すれば簡単に設置できます。
2点目は、開放感のある部屋を実現できることです。
特に壁があまりない平屋の家では、単調になりがちな空間に区切りで変化を加え、開放感を生み出せます。
部屋に奥行きが生まれると、非常に居心地の良い空間になるでしょう。
3点目は、リモートワークに適していることです。
最近では、新型コロナウイルスの影響でリモートワークが主流になってきました。
「家族のいる環境の中ではなかなか集中できない」とお困りの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
スキップフロアで設けたプライベートな空間は、集中できるワークスペースとしても最適なのでおすすめです。
また、仕事だけでなく、書斎やお子様の遊び場として利用しても良いでしょう。
次にデメリットについて2点ご紹介します。
1点目は、階段の上り下りが大変になることです。
階段が多いと子供にとっては面白いかもしれませんが、ご高齢の方のいるご家庭は使用しづらいでしょう。
スキップフロアの段差につまづかないように注意が必要です。
2点目は、音が筒抜けになることです。
開放感があるスキップフロアですが、一方で壁面が少ないため、遮音性が低くなります。
対策として遮音カーテンを使用する際は、景観を損なわないように注意しましょう。
□まとめ
今回は、スキップフロアについて詳しく解説しました。
収納に優れ、開放感のある住宅が実現できる点は非常に魅力的ではないでしょうか。
注文住宅をお考えの方はこの記事を参考にして、スキップフロアをご検討してみてはいかがでしょうか。