注文住宅で屋根の形はどう決める?種類も解説します!
注文住宅では、希望に合わせて屋根の形状も選べます。
意外と見落としがちですが、屋根の形状によって住宅の印象は大きく変わります。
今回は、屋根の形や選び方について解説します。
□住宅の代表的な屋根の形をご紹介!
住宅の屋根について深く考えたことのある方は多くはないでしょう。
屋根はどれも同じではなく、それぞれの住宅で形や角度が違います。
ここでは、代表的な屋根の形状を4つご紹介します。
1つ目は、切妻屋根です。
皆さんが一戸建ての屋根と聞いた時に、思い浮かべるのがこの切妻屋根だと思います。
三角形で、シンプルな見た目です。
設計も簡単なので費用を抑えられるというメリットもありますよ。
2つ目は、寄棟屋根です。
この屋根は、正面と背面に1枚ずつ、側面に2枚屋根がついています。
切妻屋根と比べて、立体的な形をしています。
屋根の枚数が多いので、費用は高くなりますが、雨や雪は溜まりにくいです。
3つ目は、陸屋根です。
これは蓋のような平たい屋根が特徴です。
その特徴から水溜まりができやすいという難点がありますが、使い勝手の良さから高い人気を誇っています。
屋上をバルコニーにしたり、エアコンの室外機を置く場所にしたりもできます。
4つ目は、片流れ屋根です。
片流れ屋根は、上記で紹介した陸屋根に傾斜をつけて立てかけるように配置している屋根を指します。
スタイリッシュな見た目や、設置費用が抑えられることから人気が高まっています。
しかし、雪や雨が降った時にそれらが1箇所に集中して落ちることがあるので注意しましょう。
□屋根の形の選び方をご紹介!
ここまで、屋根の形状をご紹介しました。
しかし、種類が多いとどのように選べば良いかわからないですよね。
屋根を選ぶ際には、屋根の本来の目的を意識することが大切です。
屋根には、「雨風を防ぐ」「熱を遮る」という2つの目的があります。
上記でご紹介した屋根の種類によって、この2つの目的に対する効果が異なります。
そして、それは住宅を建てる土地の気候によって変わります。
例えば、風の強い地域では屋根に負担がかかるため、ひさしが広い屋根は向きません。
また、日差しが強い地域に住宅を建てるなら、屋根裏に広い空間が取れる屋根がおすすめです。
それにより、断熱の効果が生まれるからです。
このように、屋根を選ぶ際はデザイン性だけでなく、屋根の目的や気候を意識することが大切です。
□まとめ
本記事では、屋根の形状とその選び方についてご紹介しました。
上記でご紹介した形状以外にも屋根の形は存在しますが、まずは代表的なものから検討すると良いでしょう。
選び方も参考にしてみてくださいね。
注文住宅についてご質問がある方は、お気軽にお問い合わせください。